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ピタパタ

2023年6月 5日 (月)

公演一覧

2023年2月22日 (水)

休止から停止へ

この4月で、退院から丸5年が経つ。2017年11月公演『オトカ』を以てピタパタを〈活動休止〉としてきたわけだが、泣きっ面に蜂というべきか、主宰の生活環境に輪を掛けて変化があり、「休止」を「停止」と表現を改めたい。再開の可能性は限りなくゼロに近い。
もっとも、この5年、何の活動もしてこなかったわけで、「休止」だろうが「停止」だろうが、誰にとってもたいした違いはないのだけれど、私の気持の一つの区切りとして、ウェブサイト上の表記も既に改めたところだ。

2023年1月 3日 (火)

「オトカ」台本

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「日本の劇」戯曲賞2010最優秀賞

【あらすじ】
北関東のとある小さな町。ガラス屋に婿養子に入った兄(信一)のもとへ、弟(信二)が金
の無心に訪れる。
信二は過去に法事の金を使い込んだことがあり、信一にそのことを蒸し返されると、用事を
言い出せぬまま帰って行く。
そしてそのまま行方知れずになった。 信二が父から継いだ工場が倒産し、兄弟の実家は人手に渡ろうとしていた。

 

【戯曲を読む】

「冥途」台本

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【あらすじ】
栄造は金に困っている。金策のため友人を訪ねるが、うまくいかない。やがて奇妙な噂が立
つ。彼に見込まれた者は不幸に見舞われるという。
交錯する時間、混在する現実と幻想──。
恐ろしい波は、もう間近まで打ち寄せているらしかった。

【戯曲を読む】

「風待ち」台本

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【あらすじ】
北国のとあるアパートの一室。
小山が後藤の部屋に転がり込んできた。
2 人は大学の映画研究会の仲間であった。
小山は会社を無断欠勤しているらしい。
そこに、同じく映画仲間だった美奈がやってくる。
時を隔てて浮かび上がる何の変哲もない「青春」とその終焉──。

【戯曲を読む】

「痕-KON-」台本

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第26回文化庁舞台芸術創作奨励賞特別賞

【あらすじ】
とある地方の一軒家。猛暑。居間のエアコンが壊れている。修理の電気屋を待つ内田シゲル
と義兄宮本マサヤ。入院している父の見舞いから帰って来る母 内田アキコと姉 宮本ミ
ドリ。シゲルの高校時代の友人で、同じ天文部に所属していたヤグチ。ワケアリで東京の大
学から帰省した シゲルたのちの従姉妹サキ。そして父の本妻の娘 森リエコ。それぞれが、
それぞれの日常で何かを抱え、この内田家を訪れる。
【戯曲を読む】

「猫町」台本

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【あらすじ】
鄙びた温泉宿。そこへ湯治に来た詩人は、たまたま立ち寄った隣町のバーで奇妙な噂を耳にした。かつてこの温泉場付近に「憑き村」と呼ばれる集落があったらしい。詩人はバーで知り合った時計屋に懐中時計を修理に出した。そして修理の終わったそれを受け取りに時計屋に向かう途中、不思議な“猫の町”に迷い込む…。

 

 

【戯曲を読む】

「ジョマクノギ」台本

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第25回名古屋文化振興賞佳作

【あらすじ】
絶え間なく落ち続ける滝。それはあたかも巨大な水時計のよう。滝を見下ろす高台に城跡が
あり、そこにかつての城主の末裔たちが石碑を建立した。石碑の除幕式のため、一族が古び
た宿に集合する。そこで起きたある事件。しかしそれは時の流れとともに人々の記憶の彼岸
へと押し流される。
やがて、滝と城跡を結ぶ遊歩道が完成した。そしてまた次の世代の末裔がこの宿を訪れる。

【戯曲を読む】

2022年1月 6日 (木)

「オトカ」ギャラリー

https://30d.jp/imaikazutaka/11

「冥途」ギャラリー

https://30d.jp/imaikazutaka/10