身体図式の拡張
車両感覚は、身体図式が外部対象(=車)に拡張された状態と考えられます。
研究によると、人は道具や機械を繰り返し使うことで、その外部物体を身体図式に取り込むことができます。
たとえば:杖を使っている人は、杖の先端までが「自分の身体」として感じられるようになる
テニスプレイヤーは、ラケットの長さや反発を身体感覚として統合している
車の運転者は、車体の外縁までを「自己の延長」として感じるようになる
つまり、運転経験が積み重なると、**「身体図式 → 車体を含む拡張身体図式」**へと再構築されるのです。
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