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2025年1月 5日 (日)

寒の入り

https://weathernews.jp/s/topics/202501/040075/

1月5日(日)から、二十四節気の「小寒(しょうかん)」になります。
小寒と大寒をあわせた期間は、「寒」「寒中」「寒の内」などと呼ばれ、小寒の初日は「寒の入り(かんのいり)」ともいいます。
小寒は、寒さがいっそう厳しくなるころというだけではありません。さて、どんな時季でしょうか。
「三冬」と「み冬」~言葉に見る“冬の特別感”「三冬」と「み冬」は、どちらも「みふゆ」と読みます。

三冬は、旧暦の10月・11月・12月の3か月のことです。現在の太陽暦でいえば、だいたい11月・12月・1月にあたります。また、「三冬月(みふゆづき)」という形で、旧暦12月の異称にもなっています。旧暦12月といえば、小寒・大寒の時期とも重なります。

一方の「み冬」は冬の美称で、「み」は接頭語です。
昔の人たちは、冬を万物が活動を停止する時季と考え、畏怖しました。そのため、霊力のあるものを恐れ敬う意味の接頭語「み」を付けて、「み冬」と表現することがあったのです。それが、美称としても用いられるようになりました。
ほかの季節には、こうした美称を用いた表現がないことを考えると、“冬の特別感”がうかがえます。
1月7日に「七草粥(ななくさがゆ)」をいただく春の七草
セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロは「春の七草」といわれます。
ゴギョウはハハコグサ、ハコベラはハコベ、ホトケノザはタビラコ、スズナはカブ、スズシロはダイコンのことです。この七草を入れた粥が七草粥で、1月7日に食べると、邪気を祓(はら)い、無病息災が得られると伝わります。
古くは、萌え出たばかりの七草の芽を食べることで、新しい生命力を身につけようと願ったものだそうです。
現代では、年末年始はごちそうを食べる機会が多いため、胃腸は疲れ気味。七草粥は、その疲れたおなかに優しい食べ物です。

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