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2024年10月17日 (木)

飲食と薬の飲み合わせ

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ワーファリンは「抗凝固剤」といわれる薬で、血をサラサラにして血栓をつくりにくくする効果があり、心筋梗塞などの治療や予防に使われます。納豆を食べると、腸内でビタミンKが合成され、ワーファリンの効果を弱めてしまいます。納豆を食べたために、心筋梗塞の再発作をおこした例もあります。 ワーファリンを服用している人は、納豆を絶対食べてはいけません。
カルシウム拮抗剤という薬は、おもに血管をひろげて血圧を下げる働きをします。この薬をグレープフルーツジュースといっしょに飲むと必要以上に血圧を低下させてしまうことがあるのです。
グレープフルーツジュースに含まれるフラボン配糖体という物質にはカルシウム拮抗剤が肝臓で分解されるのをじゃまする働きがあります。そのため血液中のガ ルシウム拮抗剤が増え、血圧を下げすぎてしまうのです。
カルシウム拮抗剤のなかでも、スプレンジール、アダラート、バイミカードなどの商品名の薬にはとくに注意が必要です。
そのほか、ミノマイシン(商品名)などある種の抗生物質は、牛乳といっしょに飲むとその成分と牛乳が結合してしまい、効果が弱まります。

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