排中律
命題pに対して〈pかpでないかのいずれかである〉ことを要求する法則。排中原理,排中法ともいい,論理的原理の一つに数えられてきた。肯定と否定の中間を認めない点から,その名称が生じた。この原理からは,〈pの否定〉をさらに否定すれば,〈pの肯定〉が結果することになるから,二重否定は肯定に帰着するという二重否定律が得られることになる。それゆえ,二重否定律とともに,伝統的な論理の体系を特徴づけるものと考えられている。
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