当座預金のメリット・デメリット
当座預金のメリットは、小切手や手形の振り出しができることや、元本保証があること、当座借越があること、取引額などに上限がないことです。決済用口座であるため、取引先との金銭のやり取りに向いています。
特に事業で口座を利用することを考えると、全額が元本保証される点は大きいでしょう。企業規模が大きくなるほど取引額も大きくなり、銀行に預け入れる額も増えるためです。
金融機関が経営破綻したとき、元本が一部しか保証されないと取引が停止するおそれがある上に、保証されない分は損失となります。損失が多額になると、事業の継続にも支障をきたすでしょう。元本の全額が保証されている点は、事業を行う上で非常に重要です。
デメリットは利息がつかないことや、小切手の発行に手間がかかること、口座開設時に審査があることです。審査では事業や会社の信用度が問われるので、当座預金を利用したくても審査結果によっては開設できないこともあります。
「政治・経済」カテゴリの記事
- 含み益(2024.09.13)
- 連合(2024.08.28)
- ゴーイング・コンサーン(2024.08.26)
- 社会的余剰(総余剰)の計算(2024.08.15)
- 消費者余剰/生産者余剰(2024.08.15)
コメント