人類にとって恒常的な進歩はあるのか
カントによれば「人類にとって恒常的な進歩はあるのか」という問いに答えられるのは、歴史の目的論的構造を分析するのとは逆の過程によってである。進歩を可能にする目的論の道筋を辿るのではなく、「追憶的・明示的・予知的」な徴としての価値を持つ出来事を、歴史の内部で取り出さなければならない。
— ミシェル・フーコー (@M_Foucault_jp) February 9, 2022
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