可能性に訴える論証
「可能性に訴える論証」とは「ある言説の出来事(事象)が起こる可能性が存在する」を「ある言説の出来事(事象)が起こる可能性が高い」と混同して結論を導くものです。当然のことながら「可能性の有無」と「可能性の程度」とは異なる概念ですが、詭弁を使うマニピュレーターは、この混同につけこんで、前提を意図的に解釈することで自分にとって好都合な結論を導きます。
https://literacy.agora-web.jp/1031/
« ソシュールの記号学解体作業 | トップページ | 宛名書き »
「哲学」カテゴリの記事
- ハンナ・アーレント『人間の条件』(2023.12.03)
- ニーチェの言葉(2023.04.13)
- プルーストへのアプローチ (2023.01.25)
- 差異の表明(2023.01.18)
- 狂気(2022.12.26)
コメント