最も耐久性がない物は、生きるのに必要とされる物である
触ることのできる物のうち、最も耐久性がない物は、生きるのに必要とされる物である。それを消費する時間は、生産する時間より短い。世界にわずかな時間滞在したのち、動物としての人間の生命過程の中に吸収されるか、腐るか、いずれにせよ、自然の一部に戻る。(『人間の条件』13労働と生命)
— ハンナ・アーレント (@hannaharendtbot) February 26, 2021
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