目的は一旦実現されると目的であることを止める
目的は一旦実現されると目的であることを止めるものであり、手段の選択を導き正当化する能力を失い組織し生む能力を失う(中略)達成された目的は与件の巨大な武器庫に付け加えられたのである。「工作人」は再びこの武器庫から新しい目的のための手段を自由に選択するのである。(『人間の条件』21)
— ハンナ・アーレント (@hannaharendtbot) December 2, 2020
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