無意識自体を言葉と見做す
ラカンのメリットは、フロイトに残っていた実体論的思考、つまり欲動の〈表象代理〉である無意識の実在性を措定したり、隠された真の意図を直接観察可能な見せかけの外観に対置しかねない発想を、無意識自体を言葉と見做すことによって乗り越えた点に見出される。
— 丸山圭三郎 (@M_Keizaburo_bot) November 22, 2020
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