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2020年10月 1日 (木)

いわば脳と身体の関係は、車に例えると双方向に機能するエンジンとタイヤのような関係です

https://univ-journal.jp/column/202032170/

 

森岡教授:「ニューロリハビリテーションとは、近年めざましい発達を遂げている脳科学や神経科学を応用したリハビリテーションのことです。これまでの理学療法─いわゆるリハビリの世界は、さまざまな要因で運動機能が低下した人々に対して、物理的な訓練によって関節や筋肉の動きの回復を促すという考え方が主流でした。
 しかし、同じリハビリメソッドを適用しても効果が出る人と出ない人がいるのは何故か。もしかしたらリハビリには、損傷された脳や神経の働きが大きく関係しているのではないか─そういった疑問が、ここ20年ほどの脳・神経科学の発展によって、徐々に解き明かされようとしています。つまり、麻ひで運動機能が低下した手足だけでなく、運動の指令塔としての脳のメカニズムを研究し、そこから得られた知見をリハビリに活用することの重要性が示されてきたのです。
 けれど現状では、理学・作業療法士あるいは言語聴覚士が最新の知見を学び、研究できる環境が充分にあるとはいえません。また、今後この分野をめざす学生にも、ニューロリハビリテーションの大切さやスキルを学ぶ場が必要です。
いわば脳と身体の関係は、車に例えると双方向に機能するエンジンとタイヤのような関係です。エンジンの司令でタイヤが回転しますが、悪路ではタイヤが走り方を変え、それを脳に伝えて脳が新たな学習をするというわけです。従来のリハビリではタイヤだけをうまく動かそうとしていましたが、エンジンの構造や能力をきちんと知ることで、新たなリハビリの可能性が広がってきたのです。

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