可能性
可能性を問題にしだせば、その数は本性上、無制限であるばかりでなく、そもそも可能性というのは、具体的な出来事の意外性を欠いており、その欠如を単なる蓋然性で償うからである。その結果、ありえた可能性をどのように散文的に描こうと、それは純粋な幻にすぎないのである。(『人間の条件』35)
— ハンナ・アーレント (@hannaharendtbot) April 24, 2020
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