6時起床
というか、眠れぬまま、朝を迎えた。
睡眠不足はよくないが、仕方がない。このまま今日は起きてしまおう。思えば入院中は毎朝この時間に叩き起こされていたのだった。半年間の入院で、一日も欠かさずリハビリを受けたが、失われた身体機能は全く、1ミリも回復することはなかった。
とりあえず一杯のコーヒー、それから煙草を一本。入院中には叶わなかったシャバの「自由」である。それから日課の血圧測定。こんなコンディションで、さぞ数値は悪いだろうと予想すれば、意外にも厚労省ガイドラインの定める「正常」内である。わからないものだ。
病室は寒くて、早朝、トイレに起きた同室の患者がベッドに戻りたいと泣いていたのが思い出される。ホスピタルにホスピタリティなし、と悟ったものだ。もう二度とあんな体験はご免だ。もしも安楽死の選択肢があるならば、間違いなくそちらを選ぶだろう。
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