経済学上の費用
例えば、大学進学の機会費用とは、進学せずに就学期間中働いていたら得られたと考えられる利益である。大学進学の場合、会計上あらわれる費用は、大学進学のための学費などで、就学期間中働いていたら得られたと考えられる利益は会計学上は費用には入らない。しかし、経済学上の費用とは、会計学上の費用に機会費用を足したものとなる。通常、経済学において、合理的な行動とは会計学上の費用ではなく、経済学上の費用にもとづいたものと考えられている。 時間に対する機会費用がゼロでない限り、なにかしらの費用が発生する[1]。時間の機会費用が高い人は、割引のために列に並んだりはしない[2]。時間当たりの機会費用が小さい人は、通常価格では買わないことが多い[3]。 ベンジャミン・フランクリンは、「時間は貨幣」すなわち「時は金なり」という格言で、経済学のいう機会費用の考え方を表現している[4]。 たとえば、100万円儲かったとき、別のやり方なら150万円儲かったというとき、50万円が機会費用だ。https://ja.wikipedia.org/wiki/機会費用
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