差別感情
魔女裁判で賛美歌を歌いながら「魔女」に薪を投じた人々、ヒトラー政権下で歓喜に酔いしれてユダヤ人絶滅演説を聞いた人々、彼らは極悪人ではなかった。むしろ驚くほど普通の人であった。つまり、「自己批判精神」と「繊細な精神」を徹底的に欠いた「善良な市民」であった。『差別感情の哲学』
— 中島義道 bot (@yoshimichi_bot) September 16, 2019
おのが動機の純粋性は何にも増して尊重されるべきというタイプの自己相対化能力の欠けた独善者は、どこかに「悪者」を設定して、自分は騙されたとかなんとかあくまで非φ者の立場を死守するのである。動機の純粋性の強調で自己正当化できると踏んでいるから。p>
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