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2019年7月15日 (月)

消費者余剰

http://keiei-manabu.com/economics/consumer-surplus.html

消費者余剰は、「買い手が買ってもいいと思っている値段から実際に購入できた値段を差し引いた際に残る金額」を意味します。この概念を理解するためのキーワードが「支払許容額」です。これは「買ってもいいと思っている値段」を指します。私たちは買い物をするとき、この支払許容額よりも実際の値段が低ければ購入しようとし、高ければ買いません。支払許容額と同じ値段だった場合は、買うか買わないかを迷います。<どうして迷うのかを経済学では「買って財を得るのと、買わずにお金を残すのとは同じ価値だから」と説明します。以下で具体的に見ておきましょう。
【例題1】ジミヘンドリックスの使用したモデルのギター(ストラトキャスター)が1本あります。
それを欲しいと思う人が、AさんとBさんとCさんとDさんの4人います。

Aさんは5万円までなら払えると考えており、Bさんは4万円までなら払えると考えています。Cさんは2万円まで、Dさんは15000円までと決めています4人同時に店主に値段を聞いた所、彼は「5000円からスタートでオークションをしよう」と言いました。<解説>この時の支払許容額は以下の通りです。A:5万円 B:4万円 C:2万円 D:15000円000円でスタートすると、全員がまだ支払許容額に余裕がある上、買い手間での競争があるので価格は釣り上がっていきます。しかし、Aさんが4万円を提示した瞬間、残りの3人は購入できなくなります。すると、必然的にギターはAさんのものになるので、Aさんは支払許容額よりも1万円やすくストラトキャスターを手に入れられます。この状況を「Aさんは1万円の消費者余剰を得た」といいます。では、これをより大きな規模で見てみることにしましょう。【例題2】
オークションが始まる段になって、店主は「ちょっと待ってくれ。確かこのギター、同じのがもう1本あるんだ」と店の奥から全く同じ状態の、全く同じギターを取り出してきました。「さあ、これも含めてオークションをしよう」店主はそう言いました。<解説>事態の複雑化を避けるために、「2本とも欲しい」というコレクトマニアはこの4人の中にはいないこととします。であれば、このオークションはAさんかBさんのどちらかが2万円を提示した時点で終了します。このときBさんは2万円の消費者余剰を得、Aさんは3万円の消費者余剰を得ます。これを個人レベルではなく市場規模で見ると、「市場の総消費者余剰は5万円である」と言えます。仮にギターが3本あれば、ギターの価格は15000円で決定し、AさんとBさんとCさんがそれぞれ消費者余剰を得るので、総消費者余剰は65000円です。もしギターが4本なのであれば買い手間の競争は起きず、誰も価格を釣り上げようとは思わないので、スタート価格の5000円でオークションは終了し、総消費者余剰は11万円となります。

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