目的より情緒を重視する「空気」
http://agora-web.jp/archives/1455935.html
目的より情緒を重視する「空気」は、現代の日本にも生きている。原発を稼働しないまま夏を迎えたら大停電のリスクがあることは明らかなのに、橋下市長は再稼働を求めるのは「守銭奴であって政治ではない」という。ここではエネルギー確保という目的よりも悪の象徴である原発と闘う「動機の純粋性」が重視され、他地域に電力の融通を求める本末転倒の要求が出される。『失敗の本質』は永遠に新しい。
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