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2019年6月 1日 (土)

運動機能回復を目的とした脳卒中リハビリテーションの 脳科学を根拠とする理論とその実際

http://www.f-seisyukai.jp/about/pdf/kamoku_nousottyu_01.pdf

 

脳障害後,比較的遅れて起こる機能回復は,中枢神経の可塑的変化や神経ネットワークの再
構築によって起きる.これを効率良く科学的知見に基づいて行うのがニューロリハビリテー
ションである.
脳損傷後,運動の機能回復に関して,大脳レベルでは,一次運動野だけでなく,補足運動野
や運動前野などの運動関連皮質が両側性に関与しており随意的運動の頻度と質により可塑的変
化を起こし脳地図が変化する.また錐体路の障害に関しては,錐体路の同側性下行路,脊髄で
は腹内側を走る両側性の網様体脊髄路が重要で,とくに体幹・近位部は,両側性の網様体脊髄
路の働きで改善しやすい.
運動機能回復訓練では,障害後の大脳半球間相互抑制のアンバランスの修正,麻痺肢による
動作に意味のある随意運動が必要で,経頭蓋直流電流,パワーアシスト付き電気的治療,バイ
ラテラルトレーニング,回復の抑制を起こさない下肢装具の使用と適切な訓練方法,イメージ
療法,心理・精神的サポートを行う.回復の程度には,薬物,遺伝的体質や併存症などが影響
し,患者の価値観や希望も考慮したオーダーメイドのプログラムならびに目標設定が重要であ
る.

 

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