運動麻痺はなぜ起こるか
http://www.chugaiigaku.jp/upfile/browse/browse2111.pdf
例えば手を動かすという命令は最終的に大脳皮質の一次運動野にある一次運動神経細胞 から出力される.内側は足,そこから外側にいくに従って体幹,腕,手,顔の運動を支配 する運動神経細胞が分布している.それぞれの運動神経の脊髄(二次運動神経とのシナ プスが前角にある)への経路(錐体路)はその途中の延髄で交叉するため,左脳の運動神 経細胞は右の手足,右脳の運動神経細胞は左の手足の運動を制御する.この大脳皮質一 次運動野からの下降経路がどこかでダメージを受けると命令が伝わらなくなり,病変の 反対側の手足の運動麻痺が起こる.
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