表情が物そのものの言語であり、物の布置から生まれる
セザンヌは、若い頃の作品では表情を描こうと努力したが、それゆえに彼は表情を逸してしまった。彼がその後少しずつ学んでいったのは、表情が物そのものの言語であり、物の布置から生まれるという事だった。彼の絵画は、物や顔の相貌を感性的布置の復原によって取り戻す試みである。『知覚の現象学』
— メルロ゠ポンティbot (@merleaupontybot) June 19, 2019
このことをまるで理解しない者が、一家言あるふうに「間」だとか「テンポ」だとかきいたふうなことを抜かすのだから片腹痛い。
« 伝統 | トップページ | ">「退職後2000万円不足」騒動で老後が怖くなったあなたへ »
「コラム」カテゴリの記事
- 親切の押し売り(2019.11.22)
- 推量の助動詞「む(ん)」(2019.11.22)
- 意志(2019.11.15)
- 関わっちゃヤバい(2019.11.15)
- 愚か者 (2019.11.11)
コメント