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2019年6月26日 (水)

部位別にみた脳の機能障害

https://www.msdmanuals.com/ja-jp/ホーム/09-脳、脊髄、末梢神経の病気/脳の機能障害/部位別にみた脳の機能障害


 


右側頭葉の特定の領域が損傷を受けると、音や音楽の記憶が障害されることがあります。その結果、歌うことが難しくなることがあります。

一般に、前頭葉が損傷を受けると、問題を解決する能力や、計画を立てたり行動を起こしたりする能力が失われます。例えば、道路を横断したり、複雑な問いに答えること(遂行機能と呼ばれることもあります)ができなくなります。しかし、前頭葉の損傷を受けた部位に応じて、特有の障害がみられることもあります。
前頭葉の後部(随意運動を制御している部位)が損傷を受けると、筋力低下または麻痺が起こります。左右の脳は、それぞれ反対側の体の動きを制御しているため、左の大脳半球が損傷すると体の右側に、右の大脳半球が損傷すると体の左側に筋力低下が起こります。
前頭葉の中間部が損傷を受けると、無関心、注意力の低下、意欲の低下などの症状が現れ、思考が遅くなります。前頭葉の中間部後方の部位(ブローカ野)が損傷すると、言葉でものごとを表現することが困難になる場合があり、これをブローカ失語(運動性失語)と呼びます。

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