2019年11月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
無料ブログはココログ

脚本をお探しの方へ

« 不随意運動 | トップページ | 5月14日 »

2019年5月15日 (水)

ぶん回し歩行

https://www.facebook.com/685616638169185/posts/ぶん回し歩行とは-ぶん回し歩行とは痙性片麻痺歩行あるいは円弧歩行とも呼ばれる歩き方で歩行障害の一種とされています片麻痺とは一側の上肢と下肢が麻痺し対側は正常であ/1051553441575501/

 

ぶん回し歩行とは、痙性片麻痺歩行、あるいは円弧歩行とも呼ばれる歩き方で、歩行障害の一種とされています。「片麻痺」とは、一側の上肢と下肢が麻痺し、対側は正常である麻痺の様式です。「痙性」とは、中枢神経からの抑制が筋に及んでいないことを指します。 症状としては、筋トーヌスの増加、不随意な突然の筋収縮、深部腱反射亢進、痙攣などがあります。これは、脊髄損傷などで脳からの信号が途絶する場合(そのうちのさらに慢性期)に見られる病態で、中枢神経の障害で起こることが多いです(末梢神経系の障害では一般的には弛緩性麻痺となります)。 片麻痺では、健側の足では正常に歩けますが、患側の足は麻痺のために力が入らず、前に出すことができない状態になります。一方で、腰の筋肉などの体幹筋は、下肢と比べれば比較的温存されています。そのため、腰を回し、患側の下肢を振り回すようにして(伸展させ、外転させながら前方に出し)前に進みます。しかし、健常者ほどの筋力はないので「ぶん回し」という名称とは裏腹に患肢を振り出す動きは小さいです。 ぶん回し歩行をきたす疾患 上述の通り、片麻痺をきたす疾患ではぶん回し歩行が見られることがあります。 但し、片麻痺患者であれば必ず見られるものではありません。いくつか条件はありますが、例えば、腰周囲の筋肉を使うことから、近位筋に比べて遠位筋の方が障害と度合いが強いような場合にぶん回し歩行が認められるということになります。 片麻痺をきたす病態という意味では、錐体路障害がほとんどです。 錐体路とは、大脳の運動野・内包から大脳脚、脊髄の皮質脊髄路を通る遠心性ニューロンで、いわゆる運動神経を担っています。これが片側性に傷害されることで片麻痺を引き起こします。 具体的な疾患名として、脳血管障害、頚椎症性脊髄症、多発性硬化症などがあります。交通事故などによる片側性の脊髄損傷でも引き起こされます。 脳血管障害は、錐体路のいずれかの部分に出血をきたすことによってその部分が壊死することで起こります。特に、内包後脚は脳出血の好発部位であるために、 脳出血では片麻痺となることが多いです。 これらのどの疾患でも、ぶん回し歩行以外の症状も見られます。どの症状が見られるかは障害部位によって千差万別ですが、比較的分かりやすい、よくみられる症状としては上肢の屈曲があります。 片麻痺では上肢が屈曲、下肢が伸展するという特徴的な肢位を示すケースが多いためです。また、脳出血では構音障害や言語障害も広く見られます。 ぶん回し歩行をする患者はゆっくりであれば杖などを使用して自分で歩行できるため、特に言語障害などがある患者にとってはいかにリハビリによって歩行能力を高め、QOLを向上させられるかが大切となります。

« 不随意運動 | トップページ | 5月14日 »

リハビリ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« 不随意運動 | トップページ | 5月14日 »