うで‐まくり【腕×捲り】
[名](スル)袖口 (そでぐち) をまくり上げて、腕を出すこと。威勢をつけるときや暑さをしのぐときなどにする。「腕捲りして働く」
単に「慣用句だから」というの適用で思考停止するのでなしに、なぜそのような慣用がされるのかまで考えてみれば、着衣の状態がその人の主体とみなされており、衣服の袖はつまりその人の「腕」そのものとして認識されているのだと想像がつく。それを、『まくるのは「腕」ではなく「袖」だから「袖をまくる」が正しい』、などと指摘して勝手に勝ち誇っている者があるとしたら、想像力の欠如したバカと見なして差し支えなかろう。その独善性と謎ルールに付き合わされるのがオチで何も得るものはないから、相手にするだけ無駄である。
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