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2019年1月18日 (金)

自律神経のメカニズム

自律神経がどのような神経なのかを認識している人は意外に少ないのではないでしょうか。神経系は大きく2つに分類され、(1)体性神経(動物神経)と、(2)自律神経(植物神経)と呼ばれます。体性神経は自分の意志で身体を動かすための神経です。たとえば食事やスポーツ等で手足や口を動かしますが、それはその人の意志によるものです。その一方で自律神経は、意志とは関係なく、各気管の必要に応じて動きます。たとえば何か食べると、自然に胃や腸が動いたり、また、暑くなると汗をかくのも、これは自律神経が自動的に働いているからです。
 自律神経は内臓や血管、リンパ腺などに広く分布している神経で、消化吸収や排泄、内分泌、生殖など私たちが生命を維持してゆく上で必要とされる様々な機能を無意識のうちに調節しています。この自律神経は交感神経と副交感神経とから成り立っており、両者は一対となって、それぞれの臓器や組織の正常な機能をコントロールしています。胃や腸を例にあげると、その働きを活発にするのが副交感神経で、それを抑えるのが交感神経です。人間の身体は無数の神経が張り巡らされていますが、心臓を動かしたり、或は汗や分泌物を出すといった無意識の働きを自動調整してくれるのが自律神経です。自律神経は脳の視床下部をセンターとして、心臓の鼓動を速める働きを持つ交感神経と、その働きを抑える副交感神経の切り換えによってホルモンの分泌や代謝機能の調節、感情に関わる部分などを絶妙にコントロールしています。ところが、ストレスやホルモンの変化などにより自律神経のバランスが崩れると、イライラ感だけでなく消化器の不調にもつながり、胃炎や便秘、下痢などの症状を誘発することもあるのです。
各気管に見られる自律神経失調の症状
目:目の疲れ、涙目、目が開きにくい、目が乾くなど
頭:頭痛、頭が重いなど
耳:耳鳴り、耳の閉塞感など
口:渇く、味覚異常、痛みなど
喉:異物感、イガイガ感、圧迫感、喉がつまるなど
心臓・血管系:動悸、眩暈、のぼせ、冷え、胸部圧迫など
呼吸器系:息切れ、酸欠感など
消化器:吐き気、腹部膨満感、腹鳴、下痢、便秘、ガス、食堂の異物感など
泌尿器:頻尿、残尿感、尿が出にくいなど
生殖器:生理不順、インポテンツなどの性機能障害、外陰部のかゆみなど
手足:痺れなどの知覚異常、冷え、ほてり、ふらつきなど
筋肉・関節:肩凝り、関節のだるさ、力が入らないなど
その他:皮膚や粘膜の乾燥、多汗、脱毛、痒みなど

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