チューリップ『愛は戻れない』
女が「あの角」を曲がる後ろ姿に「別れ」を象徴させているわけだ。女の姿が「あの角」に消えたときが、この歌の主人公にとっての「別れの瞬間」となるはず。 そういう意味ではマルセルデュシャンのいうように「死ぬのはいつも他人ばかり」ではないだろう。生物としての己の「死」を具体的な何かで象徴=物語化し、認識できるはずだから。
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