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2018年11月 6日 (火)

脳卒中が原因の認知症

一般的に認知症は物忘れとは違い、脳の病気に分類されています。例えば物忘れの場合は朝ご飯に何を食べたか思い出せないことに対し、認知症は朝ご飯を食べたこと自体を忘れてしまいます。このように体験したこと自体を忘れてしまったり、記憶力や判断力が低下し、日常生活に影響が出ている状態では、物忘れではなく認知症が疑われるのです。
脳の細胞が大量に死ぬことで脳の働きが悪くなり認知症はおきますが、その原因は様々です。認知症というとアルツハイマー性が有名ですが、脳の血管障害、つまり脳梗塞や脳出血によっておこる認知症、「脳血管性認知症」も多くあります。脳卒中の症状としては既に知られている通り、手足の麻痺や脱力感、顔面の麻痺、呂律障害などが有名ですが、必ずしもこれらの症状が出るわけではありません。麻痺はなくて歩いてはいるけど、なんとなく行動がおかしい気がする・・・これを老化による物忘れやうつなど他の病気と間違えたりしがちですが、実は調べてみたら脳卒中が原因だった!という事が多いのです。
脳卒中による認知症の特徴は、脳梗塞や脳出血を発症したあとに突然症状が出現するため、発症したとされる時期がはっきりとしていることです。脳卒中による認知症を引き起こすと、ある時を境に急に、意欲の低下や自発性の低下、突然の物忘れ、感情失禁(ささいなことで怒ったり、泣いたりと気分が変わりやすくなる)や、中には攻撃性があらわれることがあります。物忘れは月日をかけ徐々に症状が現れるのに対し、脳卒中を発症してからの認知症はある日突然、急激に症状がみられるのです。
脳血管性認知症は、早く気付けば予防や対策が可能です。脳卒中は再発する可能性がある病気ですので、早期の治療が大切です。急にいつも出来ていたことが出来なくなった、変な行動をするようになった、突然しゃべらなくなって会話がかみ合わない・・など、ただの物忘れや老化だと判断せず、「もしかして!?」と脳卒中を疑いまずは病院を受診してみることが大切です。家族や周りの人の気づきが重要なのです。

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