リハビリの目的
そもそもリハビリとは何でしょうか。元通りに暮らせるようになることが理想とはいえ、誰もがそうなれるとは限りません。少し考え方を変えてみましょう。体の機能の衰えを例にするなら、視力が落ちた場合にはどうしますか? たいていの人が、目のリハビリに励むのではなく、メガネやコンタクトレンズで補うはずです。このように身体機能の衰えを何かでカバーすることを「外的代償」と呼びます。また、文字を大きくすることもできますね。この様なアプローチを、環境調整といいます。リハビリの本来の目的は、できる範囲でその人らしく生活をエンジョイできるようにすることです。障がいが治らないなら、そしてそれをカバーしてくれる外的代償や環境調整があるなら、どんどん使えばよいのです。
https://yumenavi.info/lecture.aspx?GNKCD=g002842
それを可能にする環境整備の第一としていわゆる「障害受容」があるのだろう。
それって現実に限りある人生のリソースを適正に配分し、己を未来に開くということだ。
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