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2018年10月25日 (木)

感情障害

脳梗塞の後遺症で感情障害があると、にこにこ笑っていたと思うと急に怒りだしたり、泣き出したりすることがあります。患者さんが感情豊かな性格で、もともとよく泣いたり笑ったりする方だと、感情障害になりやすいのではないか、あるいは感情障害が起こっているのではないかと心配になるかもしれません。しかし、脳梗塞による感情障害は、本人がもともと泣きやすい、怒りやすいといった刺激の感じやすさとは無関係だと言われています。脳梗塞の後遺症の場合は、情緒の問題というよりも、刺激から起こる感情を抑えられないのが特徴です。具体的には、以下のような症状が挙げられます。
・周囲の状況にあわせて感情をセーブできない
・悲しいはずなのに笑い出してしまう
・普通は泣きださない状況で涙を流す
患者さん本人はそれほど悲しくなくても泣いてしまい、機嫌がよさそうにしていても、ちょっとした言動で感情の起伏が激しくなるのです。主な原因は、周りの言葉に過剰に反応してしまうためと考えられます。周囲の認識よりも敏感に反応してしまうことがあるため、ひどく怒りっぽい性格に変わったように見え、困惑してしまうこともあるでしょう。
しかし、感情障害によって本人の人格が破壊されてしまったわけではありません。家族や介護スタッフの方の言動が気になり、少しの刺激でも過剰に反応しやすくなっているだけです。相手に失礼なことをしてはいけないという感情は残っているため、ほかの障害がなければ、対人関係で問題を起こすことは少ないでしょう。

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