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2018年9月 5日 (水)

失認・失行

脳は、視覚や聴覚などさまざまな感覚により得られた周囲に関する情報を統合し、空間や状況を意識したり、状況を判断したり自らの行動をうまく行なうための調整をする機能を持っています。そのため、それらが損なわれた場合、失認、失行といった症状が現れます。
 失認は大脳の一部が破壊されることで、感覚器は完全なのに、対象となる事物を認識できない状態で、失認でよくみられるのは、左半側空間失認です。自分からみた左側半分の空間が認識できず、左側にあるものを無視します。そのため、左にあるものにぶつかることや食事の際は食器の右半分のものだけを食べることがあります。失認がみられる場合、家族は患者さんが左側を認識できないということを念頭に入れて接することが大切です。
 失行とは、手足などの筋肉が麻痺しているわけではないのに、ある行為がうまく行えなくなる症状です。例えば洋服を着られなくなる、コインをつまんで取り上げられなくなることなどがあります。

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