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2018年7月10日 (火)

価値

一般に「道徳的価値」「美的価値」などと使用されるが,さまざまな意味をもっている。 (1) 哲学的には,人間主体の欲求や関心に対して対象のもつ意味をいい,それゆえ欲求や関心の度合いにより価値は相対的なものともなる。欲求や関心の種類に応じて,経済的,宗教的,理論的,道徳的などの価値に分けられる。古来,真,善,美,有用性などが哲学上の絶対価値とされてきた。経済学においては有用性の面から物の価値がはかられ,生存における直接的有用性から評価される使用価値と,他の財との相対関係においてもつ交換価値に分けられる。これらの価値の成立,諸価値の体系化を試みる学を価値論 (→価値学説 ) と呼び,価値一般,すなわち真善美などの絶対的価値との関係においてなされる判断を価値判断という。後者は事実判断に対する語。 (2) H.ラスウェルによれば,Aが価値Vに関し,これをBに対して付与ないし剥奪できるとき,AはBの行動様式を支配できるとされている。したがって価値は人間の行動を左右する規範的基準である。この意味で政治とは価値の権威的配分であるといえる。政治において配分される価値は経済的価値 (富) ,社会的価値 (名誉) ,権力という価値である。そしてこの配分の仕方が政策となる。

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