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2018年7月14日 (土)

脳卒中

 脳梗塞と脳出血は、ともに脳血管の異常によって起こる病気で、これらを合わせたものが一般に脳卒中といわれています。脳梗塞は昔は脳軟化といわれ、脳出血は脳溢血といわれていました。 脳卒中は日本の厚生省の統計では脳血管疾患として分類されています。以前は日本の国民病といわれるほど多いものでしたが、その後徐々に減少してきました。しかし現在も悪性新生物(癌)、心疾患、肺炎に続き、我が国の死因の第4位を占める重大な病気です。脳出血は脳内出血とくも膜下出血があります。
。脳出血は一般的には高血圧性脳出血を指しますが、若い人の脳出血は脳動静脈奇形(AVM)からの出血が多く、高血圧性脳出血とは全く違った病気です。
 高血圧性脳出血は高血圧と動脈硬化が起こる年齢、つまり50歳台から増えてきます。動脈硬化により脳の細い血管に変化が起こりそこから出血するものと考えられています。しかし日本では食生活の改善や降圧剤による高血圧の管理が行く届くようになり、重症の高血圧性脳出血は劇的に減少しました。高血圧性脳出血の起こる場所はほぼ決まっています。
 大脳の中の方にある被殻(ひかく)に出血するものが最も多く全体の60%を占めます。次に多いのが視床(ししょう)出血で15%、小脳出血が10%、脳幹部の橋(きょう)という場所の出血が5-10%です。その他に大脳半球の表面に近い部分に出血する脳葉出血がありますが、これはAVMや脳動脈瘤の破裂、その他の血管奇形を伴うことが多く、また老人のアミロイド血管障害という病気のときもあり、高血圧性とは一概にいえません。出血部位の頻度は統計により違いますが、被殻出血がもっとも多いことには変りなく、最近では高齢者の視床出血が増えているようです。
 脳出血は1日の内で血圧がもっとも高くなる朝10-12時頃に突然発症することが多く、発症から1-6時間ぐらいのうちに出血は止まりますが、30%は重症で、発症から一時間程度で意識障害が進行し、死に至るものもあります。

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