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2018年5月24日 (木)

サンクコスト

サンクコストとは、既に回収が不可能であるコストを意味します。
サンクコストは英語で「Sunk Cost」と言います。Sunkとは沈むという意味であり、沈んでしまって取り返すことのできない状態であることを示しています。ですので、サンクコストは「埋没コスト」と呼ぶこともあります。
サンクコストの「コスト」は日本語の費用に当たります。お金の費用や、労力などの人的コストです。ンクコストは、わかりやすい言葉で言うと、「どうやっても取り返すことのできないコスト」となります。すでに支払ってしまった費用、取り返すことのできない過去の時間はサンクコストの対象です。
あなたがスタジアムに到着して前売りチケットを忘れたと気づいた時、忘れたチケットは何をしても取り返すことができません。つまり、忘れたチケットに費やしたコストは、スタジアムに到着したあなたにとってどうやっても取り戻すことができないため、明らかにサンクコストです。
ですので、スタジアムに到着して当日券を買うかどうかの意思決定に1枚目のチケットのコストについては無視すべきです。新たなチケットの購入という意思決定にサンクコストは全く関係がないからです。
 
戻ってこない費用のことを、サンクコスト(埋没費用)と言います。ファイナンスや経済学ではよく使われる用語です。
サンク(Sunk)とは「Sink:沈む」の完了形で、サンクコスト(Sunk Cost)とは「沈んでしまってすでに回収が不可能な費用」を指しています。
これから何かをする時には、サンクコストを気にする必要はないのですが、多くの人はサンクコストに引きずられて、未来の判断を誤ってしまう傾向があります。
このような心理現象は、経済学ではサンクコスト効果、行動経済学ではコンコルド効果と呼ばれます。どちらも意味は同じです。
例えば、1800円を支払って観始めた映画がつまらなく感じたとします。
「つまらない」と感じたなら、すぐに映画館を出れば別の楽しい時間を過ごせる可能性がありますよね。ですが多くの人は、「支払った1800円がもったいない」と感じて、つまらないのに最後まで映画を観ようとしてしまいます。
支払った1800円は何をしても戻ってこないのに、未来の判断に影響を与えてしまうんですね。

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