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2018年5月23日 (水)

エクリチュール

ランス語で〈書くこと〉〈書かれたもの〉の意味。1960年代フランスでM.ブランショやR.バルト,J.デリダらによって,主体の自覚的な意味作用を超えた言語の自律性と他者性を強調する,哲学・文学批評上の重要な概念となった。バルトの《零度のエクリチュール》(1957年)は,個々の作品を超えた特定の時代の文学作品に共通する傾向として,デリダの《エクリチュールと差異》(1967年),《グラマトロジーについて》(1967年)は,つねに他者性の痕跡をとどめた文字言語として,この概念に注目している。

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