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なんてもののはたいてい、己の過去の(積極的な)忘却と、同世代への観察眼の欠如に支えられている。そうして「最近の若者は」とオッサンオバサンが説教するとき、自分が若い頃のことを棚上げにするからまるで説得力がないし、そもそも「最近の若者」一般の価値観などというものは、どこを探したってありはしないのだ。その世代に支配的なある種のパラダイムはむろん存在するだろうが、多くの場合、判断の根拠を「世代」という属性に求めるという通俗的かつ牽強付会なフィクションに過ぎない。
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