ステレオタイプ
たとえば医者は白衣を着ていて頭がいいというステレオタイプ。
白衣を着ておらず頭の悪い医者だって現実には存在するのだろうが、劇中ではそれは「個性」となりえない。
逆説的な言い方になるけれど、ステレオタイプを回避するにはむしろ積極的にステレオタイプを目指すのが有効だ。それは逃げ水みたいに決して辿り着けやしない。必ず差異が生じる。
その差異が魅力的であるか、否か。それを判別し、取捨選択する。そうやって「個性」ができあがる。
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