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芸術家がよくする「猥褻か芸術か」という議論がありますね。私はそれ自体が無意味であると思っています。「芸術」だったら何だというのか。治外法権だとでもいうのだろうか? 猥褻な芸術だってあるんですよ。文科省の検定を通って美術の教科書に載るのが「芸術」じゃないんだ。翻って、人の頭の中に留まる限り、それがどんなに卑猥だろうと、ヘイトだろうと「自由」です。それが社会の中で外形化したとき、つまり他者との関係においてはじめて制約を受ける対象になるんですよ。
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