【特集】あふれるフェイク、真実はどこ? 「報道しない自由」の壁
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しばしば私は「児童ブンガク」ってことを言うんです。
私の造語なので、どこまで伝わってるのか心許ないんですが、たとえばジョージ・ワシントンの逸話ってその典型だなと思うんです。
「父親の桜の木を切ってしまったが、その罪を正直に告白したら、むしろ褒められた」というやつ。
この物語の教訓は「罪を正直に告白」するというプリミティブな「善」の肯定ですよね。そうした価値観を強調するために単純化された物語を「ブンガク」とカタカナで呼んでいるんです。
吉田清治のつくり話ってまさにこの構造でしょう?
「罪を正直に告白」して「むしろ褒められ」たい。
しかし、そもそも告白すべき「罪」がないもんだから、自分で捏造してしまう。
この本末転倒を欺瞞とよぶわけですけれど、類は友を呼ぶ。欺瞞仲間の朝日新聞が「第四の権力」を活用してつくり話に信憑性を与え、全世界に広めた最悪のフェイクニュースがいわゆる「従軍慰安婦問題」ですよ。
その後、吉田清治が自ら嘘を認めたもんだから、「強制連行」の前提が崩れ、朝日新聞は「広義の強制性」だとか「女性の尊厳」だとか、その立ち位置を微妙にズラして誤魔化し続けました。
それを2014年に「総括」したはずじゃなかったんですかね? たった三年前のことをもう忘れましたか?
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