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2017年7月16日 (日)

挙証責任


『今治市に設置予定の獣医学部は定員160人(既に設置審議会の審査で20名減員になったと報じられていますが)、そのうち一体、何人が国家試験に合格できるのでしょうか。獣医学部は出たけど獣医師国家資格がとれない、では話になりません。』と郷原氏はいう。
 
しかしなんで話にならんのか。私の同級生にも獣医学部を出て農水省の役人になったのがいるぞ。
だいたい「国家試験に合格できるのか」という「大きなお世話」で、認可申請を受け付けることすらしない「岩盤規制」を正当化できるのか? 
しかしまあそれは価値判断の話。
  
『規制緩和というのは、「挙証責任」だけで決まるような単純な話ではありません。規制官庁が「正当な理由の説明を適切に行う」のは当然ですが、その説明の程度如何で、「挙証責任」を果たしたか否かが判定され「勝負が決まる」という「ゲーム」のような話ではありません。』と郷原氏はいう。
 
「勝負が決まる」という文言は、高橋洋一氏が便宜的に使った言葉だろう。それを俗情にこすりつける形で『「ゲーム」のような話ではありません』というのは、たとえばフロイトの話をしているときに「父殺し」という言葉を使ったら、「父を殺すなどけしからん、家族は大切!」とか怒って見せるようなもの。そうして発言の意図を文脈から読み取れず「だよねー、そんな人の言うことは信用できないわー」とか思っちゃうようなバカを当て込む態度。
 
一連のやり取りで上念氏がいうように『国家戦略特区の諮問会議の議事録によれば、申請者が要件充足を主張すれば原則採用とし、要件充足しないと省庁が考える場合には省庁に説明義務を課すべき、との甘利議員の発言が収録されています。つまり、本件における挙証責任は文科省にあるということです。さらに、それを果たせなかったのも文科省。』ということ。これに尽きるだろう。

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