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2017年5月25日 (木)

内田百閒『東京物語』

牛よりも大きな鰻が堀から出て、電車通りを這っている。
辺りは真っ暗になって、水面の白光りも消え去り、信号灯の青と赤が、大きな鰻の濡れた胴体をぎらぎらと照らした。
私の頭の中にある光景は、「東京日記」にある描写を読んでのものなのか、はたまた映像化された何かを見たのだったか?
いや、違う。挿絵だ。と思い至り、「文藝別冊[総特集]内田百閒」をひろげて見ると、逆柱いみりのイラストが描かれてあり、そうそう、これこれ! と、ようやく合点がいった。
はずだったが、「花火」、「山東京伝」、「烏」、「支那人」、「疱瘡神」、「白子」、「波止場」、「豹」…肝腎の、「東京日記」の挿絵が、描かれてないのである!

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