護憲論
憲法改正の焦点が9条に絞られたのはいいことだと私は思う。「改憲」それじたいを目的にすべきじゃない。「いじくる」ことで留飲を下げるとか、そういうバカバカしいことにつき合いたくない。
そして今こそ護憲論をききたい。皮肉でなしに。護憲論というよりは反改憲論か。民共は最近「安倍政権のもとで」という「条件」を思いついたようだけど、そんなのはダメだ。
フーコーは、こういっている。
〈権力は権力自体に拠って立つものではない。また、権力自体を出発点として手に入れられるものではない。権力メカニズムは「あらゆる関係の総体にとって元々内属的な部分をなす」のであって、関係と権力メカニズムは互いに互いの原因にして結果だという循環的な関係にある。〉
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