カフカ的世界
http://agora-web.jp/archives/2018314.html
もうほとんどカフカ的不条理の世界。
数値が基準以下の処理水は希釈して海に捨てろという話はずいぶん早い段階から専門家によってされていた。
しかし「捨てる」という語感の悪さからか、合理的な議論はいつまでたってもされない。どこの国だってそうしてるのだから、といえば「じゃあ、みんなが駐車違反してたら、自分もしてもいいのか!」みたいなガキの道徳に話を矮小化する。
なるほどこの頭の悪さは国会前系。イデオロギーというよりも、彼らは論理的思考能力の欠如によって結びついている。
そうしていたずらに無駄なコストばかりかかるわけだ。
そのくせそのコストを負担するのはいやがる。
この矛盾。
矛盾が起きるのは、原発=悪だから、と「予定通り」に結論づける。
それで済む話なのか?
東電叩いて溜飲下げてりゃ問題解決するのかよ?
本来ならば、こうした大衆の愚かさに水を差すのがメディアの役割ではないかと思うのだけど、むしろ愚かさを助長して飯のタネにするのだから始末に悪い。
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