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2016年2月29日 (月)

言葉に責任を持つということ

配付物にこういう記載があったら税金が使われてるってことです。

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伝統芸能に限らず、新劇や小劇場、前衛的な舞踏なんかも助成対象です。     そうなったのは90年代に入ってから。最近のことなんです。
当初は「演劇が国から金をもらうだあ? ケッ、冗談じゃねえ」って業界人も少なからずいたようですけど、今はアングラや社会派が平気でもらう時代。
  
「風が吹けば桶屋が儲かる」じゃありませんけど、たとえば株価が下落し、企業の収益が減り、個人所得が減って国の税収が減れば結果としてこうした助成金もカットされます。
その「カット」の部分だけを見て、ゲージツカが「国はケシカラン」だとか「防衛費を削れ」だとか、訳知り顔の出羽守が「欧米では」なんてあっさーいことを言いがちですが、少しは俗情を排してものの構造を考えてみるがいい。
その上で主張すべきは主張する。それが自分の言葉に責任を持つということです。
国民VS国家の単純な構図で、道理の通らぬことを「である調」でいえばいいってもんじゃないんですよ。

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