中立
「中立」というのは自分の属する集団の右端左端をまず特定し、両者を足して二で割る「計算」によってはじき出された立脚点で、これを自ら受容するには前提として己がカラッポ(=異なる解をあらかじめ持ってない)である必要がある。
カラッポもそれはそれで処世術の天才ということになるけれど、凡才は多少なりとも自我みたいなもんを持ってしまっているから、それに基づく「私の」立ち位置が「計算結果(=中立)」と重なることなど、まず、ない。
ないものをあるような顔をしてみせるのだから、そこに欺瞞が生じるわけだ。
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