アイドルソング
TSUTAYAで借りる知恵をつけた。
2013年度盤は中古を購入。2010年度とこの2014年度を借りたので、あと2011年度、2012年度を買うか借りるかすればコンプリート。どれもクオリティ高いです。
アイドルソングの良さは、楽曲にパフォーマーのアイデンティティを求められないこと。商業的であることを逆手にとって、先行するさまざまなジャンルのいいとこ取りを堂々とやる。コンセプトはあるが作家性と呼べるようなものはない。そしてそこにパフォーマーの少女期にしか持ち得ない声と身体性をパッケージしてくるわけだ。
で、作品からメタレベルにはみ出す「物語」こそが実は「作品」で、アイドルというもんの本質なのだなあ、と思う。たとえばBABYMETALのゆい・もあなんて、当初はまるっきり子供で、やたらに踊れる「両側のちび」とか呼ばれてたけど、今じゃ「すっかり大きくなって」と古参のファンは親戚のおじさんみたいに目を細めてしまうし「ああ、この子らもいつか嫁に行くのだなあ」などと一抹の寂しさを感じるに至っては、もはやコンサバティブな父親の心境。
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