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2015年6月24日 (水)

紙一重

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正解しました!
けど、私は本来こういうのが苦手です。IQが低い(謙遜でいうのでなしに客観的事実)ので、直感的に解くことができない。数学的な才能がまるでないんです。
じゃあ、なんで今回正解できたのか?
類似の問題を「知ってた」からですよ。パターンが「引き出し」にあったんです。そういう「力業」で大学入試の二次も数学で突破しました。
 
そんな自分がどうも「嘘くさい」。数学的なヒラメキによって正解したわけじゃないし、なんとなくズルして点数だけ取った気持ち。点数に内実が伴わない。バブルです。
翻って私のような人間は「理系」に幻想を抱いてしまうわけです。自分と違って彼らはズルしてない人たちなんだ、と。そういう理系神話。
神話はオボちゃんの「ありまーす」によって粉々に打ち砕かれましたけれども。
 
ところで若い人にしばしば見られる「無知」を誇る傾向は、経験値の少なさに対する開き直りというのもあるのだろうけど、己の「天才」を信じたい、というのが第一の理由なんじゃないかという気がする。
「解答」できたのはあらかじめ「知ってた」からじゃなく、先天的な自分の能力つまり「才能」によるものなんだ、と思いたい。
しかしたいていの人は、そんな「才能」が自分にはないことにやがて気づき、凡庸さを引き受けて大人になっていく。
例外はホンモノの天才と、いつまで経っても無自覚なバカだけ。
だから「バカと天才は紙一重」なんだと思います。

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