甘ったれ
http://www.yomiuri.co.jp/kyu…/news/20150509-OYS1T50004.html
〈もともと何もない普天間の土地に基地をつくった。→基地の周りに人が集まり、町ができた。→結果、町の真ん中に基地がある状態に。→住民にとって危険。→基地を辺野古に移転しましょう。〉
基本的な文脈はこういうことだろう。「最低でも県外」がないことは、鳩山政権によって実証された。あの鳩山でさえ、地政学的な意味を学んだ(?)というのだ。実際、その重要性は、尖閣周辺での中国の行動が裏書きしている。
動機がどうであれ、辺野古移転の妨害は、普天間の「危険」を継続することにしかならない。さんざん「普天間の危険」を騒ぎ、その除去の必要性を訴えていたはずだが、あれは何だったのか? 「自分の正義」のためには「他人の命」なんかどうでもいいってこと? だとしたらとんだ利己主義だ。
それとも、移転は「粛々」と行われるであろうことを大前提に、若き日の「革命ごっこ」をもう一度、ということだろうか?
甘ったれるのもいい加減にしてもらいたい。
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