川崎駅の大型ビジョンで「工場夜景」の宣伝。
こういうのって、かつては一部の工場マニアがこっそり愉しむものだったけど、今は一般に流行っているのか、いないのか…。
私も軽度の工場マニアなのだけど、こういう脱色・脱臭された「売り出し方」に、ちょっとだけ違和感を覚えてしまう。「そうじゃない」って気がしてしまう。なんていうのだろう、中上健次や古井由吉の小説にJブンガク(というのも死語だが)ぽい装丁をしてベストセラーを狙うような。ていうより、知る人ぞ知るB級アイドルがメジャー化していくのを見送る寂しさか…。
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