タタキ場
ハコモノ行政を批判されて、ワークショップだなんだと企画をするのも結構だけど、こういう空間を舞台美術のタタキ場として解放してくれるだけで、芝居屋はどんなに助かることか。
と、こんな行政批判だけなら誰でもできる。
「権力とは、一つの制度でもなく、一つの構造でもない、ある種の人々が持っているある種の力でもない。それは特定の社会において、錯綜した戦略的状況に与えられる名称なのである」とフーコーは言った。
わかったようなわからんような話だけれど、要するに特定の社会=地域住民の合意が得られなければ、行政も動きようがないのは当然だ。
では「合意」を得るための働きを当事者である私自身が何かやっているのかと問われれば、何もやっていないので、黙るしかない。
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