耐用年数
戦後70年。『高度経済成長第一期(設備投資主導型)が1954年(昭和29年)12月から1961年(昭和36年)12月まで、高度経済成長転型期(転換期)が1962年(昭和37年)1月から1965年(昭和40年)10月まで、高度経済成長第二期(輸出・財政主導型)が1965年(昭和40年)11月から1973年(昭和48年)11月までとされる。(Wikipedia)』
鉄筋コンクリートのビルの法定耐用年数が60年から65年だという。古い「団地」なんかはすでに建て替えが進んでいる。
文化施設の改修なんかも、当然、この文脈上にある。
確かに古い建物が姿を消すのは忍びない。軽度の「団地マニア」でもある私は、その心情を共有してる。
けれど、奇妙な選民意識に彩られた「文化」側の人間の、「文化=善/行政=悪」という“いつもの”単純な二元論に基づくおのが情緒の強調が、あるべき合理的議論を阻害していることは指摘されなきゃならない。
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